日本の結婚衣装と言えば「白無垢」

その白無垢に合わせる髪形が、「文金高島田（ぶんきんたかしまだ）」

結婚式の映像などで見かけたことがあるかもしれません。

現在でも行われている「島田髷祭り」

100名近い女性たちが日本髪を結って浴衣姿で踊る姿はとても素敵ですが

この島田出身の女性が生み出したのが、数十種類ある島田髷だったとも言われています。

この文金高島田はもともとは武家の娘などの髪形として結われていましたが、

町娘や芸妓などにも人気のあった髪形だったそうです。

明治以降は花嫁正装の髪形として定着していきました。

そして「文金高島田」の「文金」は、当時の徳川将軍が発行した硬貨。

金の含有率を減らして作られたそうです。

そのことで急激なインフレとなってしまい物価が急騰！

物価が高い。

髪の根元をひときわ高く立てた島田髷。

このふたつを合わせて「文金高島田」と言われるようになったとか…

日本の伝統婚礼風習である白無垢姿や文金高島田は

時を経た現在でも新鮮に美しく花嫁を着飾っています。

先輩カップルたちの白無垢姿