2021.06.25 Fri
ウェディングドレス「ベール」と白無垢「綿帽子」の共通点
先日のブログでご紹介した「文金高島田」のおはなし。
この文金高島田に合わせる衣裳が日本の伝統衣装である「白無垢」
白無垢を着用する際に被るものが「綿帽子」と「角隠し」です。
今回はこの綿帽子をご紹介いたしますが、
綿帽子には、ウェディングドレスのベールとの共通点があるのはご存知でしたか?
この綿帽子はもともと女性の防寒用として使用されていたそうですが、結婚式の正装のひとつになったそうです。
ご存じウェディングドレスのベールにも同じ意味がありますが、
花嫁は結婚相手以外に顔を見せないようにする風習が日本にもありました。
この綿帽子、頭も顔も隠せる大きさで作られているのはそんな理由からだそうです。
ウェディングドレスのベールダウンした状態もそうですが、顔が見えるような見えないような…
そんな姿が、奥ゆかしい素敵な女性の象徴とされていたんですね。
時代と共に結婚式の形はどんどん変わってきます。
しかし…
昔から伝わる伝統衣装の姿はいつでも新鮮な印象を与えてくれますね。