富士山の伏流水に含まれる栄養に育てられた山の幸。
焼津港、清水港など全国有数の漁港で水揚げされる新鮮な海産物。
静岡は徳川時代から東と西の中継点であったため、東西の食文化の交流点でもありました。
周りに食材が豊富なことから、
「新鮮な食材を使った家庭料理が中心で、保存食が少ない」
静岡の食文化の特徴です。
今回は食材に恵まれた静岡の伝統食をご紹介いたします。
「黒はんぺん」
静岡では「はんぺん」と言えば「黒はんぺん」。
イワシ、サバ、アジなどを練ったかまぼこです。
イワシが大漁に採れた年に徳川家康が命じて誕生したのが始まりだとされています。
「とろろ汁」
松尾芭蕉の句にも残っている郷土料理ですね。
地元で採れた自然薯をすりおろし、味噌汁でのばして麦飯にかけて食べる。
東海道五十三次に描かれた老舗「丁子屋」は現在も営業中(笑)!!
「カツオの塩辛」
カツオの内臓に切り身などを混ぜてつくる塩辛。
~酒盗~と呼ばれているだけあって…お酒が進みます。
「うなぎの蒲焼き」
~浜名湖のうなぎ~は全国的に有名ですね。
香ばしいタレを付けて焼く蒲焼きや白焼き、佃煮など様々なうなぎ料理があります。
農林水産省の郷土料理百選に「桜えびのかき揚げ」と共に静岡県代表で選ばれいます。
「興津鯛」
静岡市清水区興津で獲れるアマダイを一夜干ししたものが~興津鯛~と呼ばれます。
キメが細かく、優しく甘い身の味わいはたまりません!!
~駿河湾で獲れたアマダイの鱗は富士山の形をしている~
と言われ、縁起物として人気があったそうです。
静岡の伝統食を一部ご紹介いたしましたが…
ブログを書きながらお腹が空いてきました…
「静岡のお茶」と共に静岡の伝統食、スタッフみんなで食べに行ってきます(笑)